1月早々にToday at AppleでPagesのミニセミナーに参加した。
これまでもApple製品やアプリケーションの使い方を当時のApple銀座5階のシアターで学んできた。今やこのミニセミナーをToday at Appleと呼び、講座をセッションと呼んでいる。
今回のセッションは「Pagesでオリジナリティあふれるドキュメントを作成しよう」。
コロナ禍前と比較するとセッション数も減り、グレード分けが少なかった。その中でこのセッションを選んだ理由は2つ。
ひとつは「オリジナリティ」の定義ってなんだろう?
もうひとつはPagesの進化を体感したかった。
この二つは参加することで得ることができた。
まず「オリジナリティ」はAppleのテンプレートで十分得られるということが分かった。数あるオシャレなテンプレートを自分で選ぶ段階で既にオリジナリティなドキュメント作成がスタートしていると気がついた。これまでテンプレートは人のデザインのマネから始まると思っていた。見た目のデザインにオリジナリティがあると思い込み、一から作る余計な時間が奪われていた。誰もテンプレートを使っているからってオリジナリティが無いとは思わない。もちろん見た目、印象は大切な要素だが、オリジナリティはコンテンツ、中身だ。
次はPagesの進化だ。Apple loverとして何度もPagesを試すが結局Wordに戻る、そしてまたPagesに戻ってみる、という落ち着かない使い方を繰り返していた。けど久しぶりにPagesを使ってみると、とてもクールであった。操作性、目をひくテンプレート群、Apple製品との親和性、そして多少難ありであるが、Wordとの互換性まで楽しい文章作成ができる。コンテンツに集中できるアプリケーションだ。
さてPagesの魅力の再発見に続き、Today at Appleにも再発見があった。
これまでアプリケーションソフトの使い方を学ぶ時には、YouTubeを見ることが多かった。今後もそれは変わらないと思うが、久しぶりに参加したToday at Appleで対面で得られる価値を実感した。
目の前に自分のことを気にかけて、褒めてくれる先生がいる。
同じレベル感で学ぶ隣、正面の生徒が一緒にいる。同じ目的を持った短い時間のコミュニティーとさえ思えた。
分からないことを、その場で質問し理解を深めることができるライブ感もある。
コロナ禍で遠ざかっていたリアルセミナー、それも大会場でなく、少人数の塾スタイルに学びの機会を感じた。
この学びをアウトプットに繋げていくことで、サイクルが一巡する。さあ、書こう!