主役は「辞書」と「辞書の編集者」。
本書を読んで、久しく辞書を開いていない、久しく辞書で言葉を調べていない事に気がつく。
辞書をめくると言う行為が、“ググる”に変わり、その過渡期もいつのまにか過ぎ去り記憶に無い。
根が単純なので、読み進めながら「新しい辞書を買いたい、身近な言葉を調べてみたい」と思ったが、読み終わった今、まだ実現していない。
最初は場面設定が昭和かと思うような雰囲気が漂っていたが、そうでもなかった。けれど最後まで昭和感溢れる情景だった。
辞書か〜
#三浦しおん #舟を編む