ビジネスパーソン人生の第4コーナーを迎え、これまでの読書を通じた学びについて振り返ってみた。
キッカケは岩間よいこさんのVoicy「電子書籍のメリット・デメリット!私のKindle活用法」
これまでの読書スタイル
サラリーマン全盛期は書店に足を運び、いろいろなジャンルの本棚を時間をかけて眺めることが好きだった。店内の紙の匂いもとても心地よかった。
書籍の選び方は、ジャンル毎の書棚から手に取り選ぶのではなく、結局は「ランキング」「新発売」「書評」のコーナーから選んでいた。そう自分が選んだのではなく、他人の意見を参考に話題について行くハズレの少ない選定をしていた。
購入した書籍は真面目に読んだ。セコイ性分からページを飛ばさず最初から最後まで読んだ。ただ読んで学んだことを実践していたか、行動に移していたかというとそうでもなく、本棚に並べて背表紙を眺めて満足していた。学びが定着していなかった。
Kindleとの出会い
2012年にKindle Paper White/第5世代を購入。
電子書籍と紙書籍のハイブリッド読書がスタート。最初の頃は、即ダウンロードでき、即読むことができる利便性に素直に喜び、電子書籍8:紙書籍2だったと思う。
ただ徐々に紙書籍の割合が復活し、一時はKindle未使用の状態も続いた。そう、やっぱり書籍は、色のついた表紙と紙とインクの匂い、ページをめくる紙の手触り。どれをとっても電子書籍にはない、これまでの良さに戻った。
書籍を通じて学ぶスタイルの変化
とは言え、紙の書籍も本棚に並べているだけで、再度手に取り開くこともまずない。ついでに言えば、iPhoneとApple musicの組み合わせで音楽CDもめっきり聞かなくなった。定年を前に埃たっぷりの紙書籍と音楽CDを整理する時がきた。
まず書籍はKindleで読むこととした。もう本棚に書籍を飾らない。本棚に並べることで読んだ気になることから脱しようと思った。
読書から学ぶスタイルも変えることにした。
読んで気になる、参考となる文章にラインマーカーを引き、後で振り返るようにした。紙書籍では貧乏性にてラインマーカーを引くことはなかった。“学び“より“汚さない“を優先していた。
これまで手に取った書籍を再読してみた。初めて読むような感覚で読めるところがつらい。学びが日常に定着しているか振り返ってみると、これまたつらい。
ということで紙の書籍の断捨離が始まった。定年後でも読み直す可能性の“ある““なし“で仕分けをした。そうすると9割が“なし“となった。メルカリで少しずつ販売し次の方へバトンを渡してきた。
ということで長年、紙の書籍を購入し、本棚に陳列していた読書スタイルからKindleとのハイブリッドスタイルに移行し、この数年はほぼKindleオンリーに変わった。
電子書籍のメリット・デメリット!私のkindle活用法 - 岩間よいこ
https://voicy.jp/channel/2436/357113